水の神様を訪ねて「瀧川神社」

瀧川神社は、瀬織津姫(せおりつひめ)の生誕の地とされている静岡県三島市にある神社です。
瀬織津姫は、水神、瀧神、川神、そして祓戸の神(はらえどのかみ)であり、もろもろの渦事、罪、穢れを川から海に流すとされています。
瀧川神社は静岡県外からも多くの人が参拝に訪れる隠れたパワースポットです。

三島駅から3kmほどの場所にあります。

住宅街と山道をくねくね上って行く途中は通学路にもなっているので気をつけながら登って行きました。駐車場がなかったのでクルマを道路の脇に停めさせていただきました。
クルマから降り立つと畑が広がるとても見晴らしの良い高台で、そこから目の前の森にたたずむ神社が見えました。

坂を下り、鳥居に近づいて行くと水の音が聞こえてきました。

実は、瀧川神社を訪れるのは今回で2度目になります。
初めて訪れた時、総代さんにお目にかかることができ、いろいろなお話を聞くことができました。
鳥居の中は聖域だということ。入る時は外側の足から。出る時は内側の足から。鳥居を出る時はお尻を向けないで横を向くなり後向きで。二礼二拍手一礼の神様へのお参りの仕方。などなど初歩的なことから教わりました。

今回はその時の総代さんのお話を思い出しながら参拝します。

鳥居をくぐる時は手前で会釈をして外側の足から入らせていただきました。

鳥居をくぐり左手に向かいます。土盛りした上に見えるのが瀬織津姫様をお祀りする神社です。
有志の方々が綺麗に整備してくれており、ゴミ一つ落ちていません。

手水は、最初に柄杓に汲んだ水を捨て、二度目の水で手を清めたあと、手の中に水を溜め、その水で口を清め、そして手を清め、最後に柄杓を清め元の場所に静かに置きました。
(同じ場所でお水取りをすることもできます)

最初にご供物やお賽銭を奉納します。
これは自分の功徳と汚れを持って行って貰うためだそうです。

そして、後ろに下がってから・・・

二礼 45度で“ありがとうございました”を声を出して繰り返す。
二拍手 ‘神様きました’と心の中で唱える。
一礼 ‘払え給え清め給え’と心の中で3回唱える。

一歩下がって深く一礼をして、もう一歩下がって軽く一礼。
自分の住所、名前、願いことやお礼を心の中で唱える。

そして最後に、もう一回、二礼二拍手一礼。

これにて参拝は完了です。

鳥居をくぐって正面にある看板の背後に箱根山中からの湧き水が流れる、清らかな滝と川があります。

滝を眺めながら水の音、川を流れる水の音にしばし心静かに過ごしました。

瀧不動様が祀られています。

神社の外の景色も清々しく、小鳥のさえずりと水の音のみが聞こえていました。

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